「一番強い洗剤はどれですか?」
色々な場面で 何度も聞かれてきた質問です。
でも実は、 この問いの前提が間違っています。
洗剤に“強さランキング” はありません。
あるのは、 得意な汚れの違いだけです。
汚れには種類がある
汚れは大きく分けると、
油汚れ(皮脂・調理油など) 水アカ(ミネラル分) 石けんカス タンパク質汚れ それらが混ざった混合汚れ
それぞれ性質が違います。
油は水をはじきます。
水アカはミネラルの固まりです。
タンパク質は時間とともに 変性します。
つまり、
同じ方法で全部を落とせることは現実では なかなかありません。
洗剤は“武器”ではなく“道具”
洗剤は強いか弱いかで 選ぶものではありません。
相性で選ぶものです。
ネジを回すのにハンマーを 使わないのと同じ。
道具が違えば、 結果も変わります。
“強い洗剤”を探し続ける限り、
掃除はうまくいきません。
必要なのは強さではなく、理解です。
→ 次は、その理解の鍵になる「pH」の話です。
